「格安スマホに乗り換えたいけれど乗り換え方法が分からない。具体的な手順を知りたい。自分でも簡単にできるなら購入しようかな…。」
こういった疑問を解決します。
目次
格安SIMは今使っているandroidやiPhoneで直接使える?
SIMの型が合っていれば使用は可能です。
ただし、使用する場合はSIMロックの解除が必要となる場合がございます。
型などの基本的な知識はこちらでまとめています
格安スマホ・SIMへの乗り換え方法
契約する会社を決めましょう
- 契約会社によって料金や使える機能にも差がある
- 使用しているスマートフォンに対応しているか確認する
- 回線を変えるタイミングで余計な予算がかかったり、違約金が発生するケースがありるので事前に確認する
上記3点には特に注意して、実際に契約する会社を決めましょう
MNP予約番号を取得しましょう
格安SIMに乗り換えても以前使用していた電話番号を継続して使用したい場合に「MNP」を取得する必要があります。
英語で難しそうに聞こえますが、電話番号を他社に引き継ぐサービスのことを指します。
転出(機種変更)、転入(新規契約)にそれぞれ3000円(計6000円)の料金が発生します。
インターネット、ショップ、サポート窓口で対応しており、取得方法は思っているよりも簡単です。
契約が複雑になっていると思わぬ料金が発生することがあるので電話での手続きをおすすめします。
サポート窓口(電話)で手続きをした場合は、電話終了後、SMSメールに送信されます。
※ショップで取得する場合、必要な方はSIMロックの解除もしておく事をおすすめします。
ドコモ
電話の場合
ドコモ携帯電話から:(局番なし)151(無料通話)
一般電話から:0120-800-000(無料通話)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
webの場合
- 「My docomo」にID・パスワードを入力してログイン
- トップ画面の「住所や契約内容の変更手続きがしたい」を選択
- 「ドコモオンライン手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」の順に選択
- 最下部までスクロールして「解約お手続き」を選択
- 注意事項ページが3ページ続くので、一読して「次へ」を押下
- MNP予約番号が表示される
docomo公式HP案内
au
電話の場合
au MNP専用の携帯電話番号ポータビリティ受付窓口
au携帯電話、一般電話共通:0700-75470(無料通話)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
webの場合
- auケータイの「EZwebボタン」→「auお客さまサポート」を選択
- 「申し込む/変更する」→「au携帯電話番号ポータビリティ(MNP)」を選択
- 暗証番号などを入力後→「確認」を選択するとMNP予約番号が表示される
au公式HP案内
ソフトバンク
電話の場合
ソフトバンク 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口
ソフトバンク携帯:* 5533(無料通話)
一般電話:0800-100-5533(無料通話)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
webの場合
- 「My Softbank」にて「設定・申込」→「設定・変更」を選択
- 「契約者情報の変更」→「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」を選択
- 「番号ポータビリテリティ(MNP)予約」を選択するとMNP予約番号が表示される
Softbank公式HP案内
店舗
各キャリアショップに来店すればMNP予約番号が取得できます。
店頭では、本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)が必要になります。
時間帯によっては混雑も考えられますので、事前に来店予約をしておくことを強くおすすめします。
MNP発行手数料、有効期限、発行可能回数について
MNP発行手数料
転出にあたり、3000円がかかります。
有効期限について
有効期限は発行日を含めた15日となります。
発効後はスムーズにすべての手続きを終わらせるようにしましょう。
キャリアにより「有効期限が残り●●日以上が必要条件」という決まりがあります。
日にちに余裕があるから大丈夫…などと思わず、余裕を持って手続きしましょう。
MNP発行回数について
発行は何度でも可能です。
格安SIMを購入しましょう
順序としては「ここでいざ購入」です。
事前に決めていた会社のSIMを購入しましょう。
購入方法はwebとショップの2通りあります。
SIMの入れ替えをしましょう
格安SIMが手に入ったらSIMの入れ替えをし、APNを測定します。
android
【設定】→【その他】→【モバイルネットワーク】→【アクセスポイント名】→契約したMVNPの名前があるはずなのでそちらを選択。
iPhone
説明書に記載されているURLからプロファイルをダウンロード後インストール(Wi-Fi環境が必要)。
転入手続きをしましょう
転入手続きは店頭または、オンラインショップで可能となります。
時間に余裕がある方は、アナウンスがあるので店頭での手続きがおすすめです。
しかし、時間がかかってしまう事も多い為、オンラインショップを利用するのも1つの手かと思います。
店舗
各キャリアショップにてMNPの転入手続きができます。
店頭での申し込みには下記の書類が必要になります。
必ず持参するようにしましょう。
- MNP予約番号
- 印鑑
- 契約者本人の確認書類
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- 新規申し込みに必要な経費
※未成年の方で親権者同伴が不可能な場合「親権者の同意書」「親権者の本人確認書類」の2点が必要となります。
※月々の支払手続きの為に、下記のどれかが必要となります。
本人名義クレジットカードまたは口座振替の為の契約者本人のキャッシュカード、
または預金通帳とお届け印
※新規申し込みに必要な経費は契約事務手数料3000円(税抜)
(初回電話料金に合算されます)
オンラインショップ
電話番号を新しいSIMに移すために転入手続きを行います。
下記の転入手続きが終わるまで新しいSIMは使用できません。
電話での手続きの場合、前会社のSIMを使用しましょう。
- HPまたは、電話での手続き
- 説明書に書かれているURLからプロファイルをダウンロードしインストール
- 転入が完了次第自動的に契約が切り替わる
転入手続きの際はWi-Fi環境が必須です。
乗り換えの手順は以上となりますが、いかがでしたか。
乗り換えの場合、MNPの手続きとSIMの契約さえしてしまえば簡単にできてしまいます。
気になっている方は是非手続きを行っていただければと思います。
また、下記に補足もまとめておきます。
乗り換え時に押さえておきたいポイント
- 乗り換えのタイミングが月をまたぐと基本料金が余計にかかり、
月初めに解約するとその月の利用料金がまるまるかかるので注意が必要です。 - 2年契約の縛りで解約時に違約金が発生するケースがあります。
- dポイントなどのポイントは引継ぎが出来ません。使い切るようにしましょう。
- 乗り換え前のキャリア情報で登録しているアプリ・サービスが使用できなくなりますので、必ず乗り換え前に変更しておきましょう。
【例】LINE登録がキャリアメール、パスワードが分からない時に送る事のできるメールがキャリアメールなど。 - 乗り換え時にスマホ自体の料金が払い終わっていない場合、その全額を払う必要があります。(分割支払いで残債がある場合や違約金も同じ)
- 転入は受付時間内に行う必要があります。終了時間間際の手続きだと、翌日に持ち越されます。持ち越された段階でMNP予約番号の有効期限が切れた場合は手続きができません。